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OSDL ニュースレター - 2001 年 5/6 月

OSDL は、隔月のニュースレターをこのサイトに掲載し、希望者には電子メールで送信致します。このニュースレターには、ラボ施設、新たに導入した機器類、進行中のプロジェクト、関係者についての情報やその他の関心事を掲載していきます。また、ラボアソシエートから送信される関連記事についても受け付けます。ラボアソシエートとして登録し、今後発行されるニュースレターをお読みくださることをお勧めします。

目次:

  • OSDL スタッフ紹介:プロジェクトをサポートするメンバーを紹介します
  • OSDL、日本にサブラボを開設する計画を発表
  • 賞金 25,000 ドルの OSDL エンタープライズ・アチーブメント・アワード受付開始
  • OSDL、60 台を超えるサーバと先進的なインフラでスタート
  • OSDL ニュースレターへの記事掲載をご希望ですか?


目次:

OSDL スタッフ紹介:プロジェクトをサポートするメンバーを紹介します

これまで 3 ヵ月以上の間、OSDL は、ラボを立ち上げ、データセンタークラスのオープンソースプロジェクトをサポートするために、最高クラスのオープンソース開発者とシステム管理者を積極的に採用してきました。ここでは、OSDL のスタッフを紹介したいと思います。当ラボを立ち上げ、今後はラボと、ラボを利用するプロジェクトの両方をサポートすることになります。

Aaron Burt - シニアシステムアドミニストレータ:Aaron は、11 年間にわたって大小の企業のネットワークをサポートしてきました。大手銀行、その後に大手ソフトウェア会社で勤務した後、Aaron は OSDL の求人に応募し、オープンソース開発者と共に新たな興味深いプロジェクトに取り組んでいます。

Darrell Fuhriman - シニアシステムアドミニストレータ:Darrell は、1993 年以来 UNIX のシステムアドミニストレータを務め、つい最近まで最大手の E コマースサイトの 1 つである Internal Services グループのシステムアドミニストレータの職にありました。また、さまざまな ISP で勤務し、個人コンサルタントとしても活躍していました。

Christine Moore - シニアシステムアドミニストレータ:Christine は、学界や大手コンピュータ会社で稼働している大規模なベータとプロダクション UNIX システムを管理してきました。彼女は、プロダクションデータセンター向けの新しいソフトウェアとハードウェアの最終テストを実施する分野で幅広い経験を持っています。

Nathan Dabney - パフォーマンスエンジニア:Nathan は、7 年間 Linux に携わり、OSDL に豊富な経験と専門的な理解力を提供しています。業務内容は、開発者間の関係調整、システムエンジニアリング、解決すべき課題の発見に全力を尽くすことです。Nathan にとって、仕事は情熱的なトライアルか退屈かのどちらかです。そして、私たちは誰もが Linux ユーザが退屈なことをどれほど嫌うかを知っています。

Bryce Harrington - シニアパフォーマンスエンジニア:Bryce は、1993 年以来、オープンソース開発者の職にあり、1997 年からは Linux ユーザです。衛星推進システムから金融業界のデータベースメンテナンスに及ぶアプリケーションのソフトウェアを開発し、パフォーマンスを解析してきました。パフォーマンス解析のほかに、Bryce は OSDL が近く発表する Web アプリケーションをいくつか開発しています。

Zach Brown - シニアパフォーマンスエンジニア:Zach は、海外の大手 Linux ディストリビュータで勤務後、ポートランドに帰国しました。効率性に優れた IO モデルの実験に携わり、Linux ベンチマークイベントの発表にも参画したことがあります。

OSDL ラボは現在も成長しています!

OSDL ラボは現在も面接を行っています -- OSDLの求人情報の詳細は、「求人」ページに記載しています。

OSDL、日本にサブラボを開設する計画を発表

5 月 29 日に、OSDL は 2 番目の研究施設を日本の東京郊外に開設し、エンタープライズレベルのオープンソース開発のサポート体制を拡大する計画を発表しました。この施設は、エンタープライズと通信事業クラスのデータセンタ向けに Linux と Linux ベースのプログラミングを対応させる上で必要なハイレベルな機器とインフラを、日本とアジアの開発者に提供します。この新しいラボは、米国オレゴン州ポートランド近郊にある OSDL の既存の施設と共に、グローバルにアクセス可能になり、ラボのユーザにとって単一のバーチャルラボの一部になります。こうした統合された施設によって、OSDL は、オープンソースの利点と強化機能をエンタープライズユーザに世界規模で提供するために、Linux を強化、調整、大規模化するプロジェクトを、より多く広範囲にサポートすることが可能になります。新しいラボは 2001 年後半に開設の予定です。公式な発表内容と 2 番目のラボを日本に開設する記事の詳細については、プレスページを参照してください。

賞金 25,000 ドルの OSDL エンタープライズ・アチーブメント・アワードの受付開始

OSDL エンタープライズ・アチーブメント・アワードの受付は、2001 年 6 月 25 日に開始になります。

賞金 25,000 ドルのこのアワードは、Linux をデータセンター向けに移行させる上で 2001 年中にもっとも著しい貢献をしたと判断された開発者またはグループに贈呈されることになっています。世界中の開発者が受賞の資格があり、今年 8 月にサンフランシスコで開催される LinuxWorld Expo の会場で授与されます。

審査基準と受付の流れについての詳細は、6 月 25 日にこのサイトに掲載します。受付は。2001 年 6 月 25 日から 8 月 10 日に行われます。

OSDL、60 台を超えるサーバと先進的なインフラでスタート

新たな四半期に入って以来、OSDL のスタッフは VA Linux、IBM、Dell、NEC 製の 64 台のサーバを立ち上げてきました。8 台はラボ運営に使用され、残りのサーバは OSDL アソシエートがエンタープライズクラスのオープンソース・ソフトウェアのテストと評価のために使用できます。これらのサーバはそれぞれ 2-way から 16-way の SMP システムから成り、Linux やその他のオープンソース・ソフトウェアのスケーラビリティの拡張機能とパフォーマンスの最適化をサポートします。

ストレージについては、ラボには 1.5 テラバイトのファイバチャネル RAID アレイと 1.0 テラバイトの SCSI アレイが導入されているため、アソシエートはエンタープライズレベルのストレージ構成を使用してテストを行うことができます。

ここで、現在のラボの構成を簡単にご説明します。面積が約 4 千平方フィートの敷地面積を有するコンピュータラボ(フロアを一段高くした設計)に、11 台の 19 インチ・ラックを追加し、そこに多数のサーバを設置しています。

  • IBM NetFinity 8500R 8 CPU搭載システム(EXP300 ドライブアレイ付)1台
  • NEC Express 5800 8 CPU搭載システム(それぞれ 14 ドライブアレイ付)2台
  • IBM NetFinity 6000R 4 CPU搭載システム(それぞれ EXP300 ドライブアレイ付)2台
  • VA Linux 4300 4U 4 CPU搭載システム 4台
  • IBM xSeries 330 2 CPU搭載システム 2台
  • VA Linux 1220 1U 2 CPU搭載 30台
  • VA Linux 2230 2U 2 CPU搭載システム 20台
  • Dell PowerEdge 2450 1 CPU搭載システム 2台

次に、下記の数台のストレージとバックアップ機器を設置しています。

  • IBM FastT500 ファイバ・チャネル・ドライブ・コントローラ 1台
  • IBM EXP500 ドライブベイ(各 10 ドライブ付)8台
  • 10 個の 10 ベイアレイ構成の 18GB(1.5TB)ファイバ・チャネル・ハードドライブ 86台
  • 5 個の 14 ベイアレイ構成の 36GB(1TB)SCSI ドライブ 26台
  • NEC ブートベイ構成 4台
  • VXA 8MM テープドライブ 2台
  • StorageTek 9730 1 台は、Quantum DLT ドライブ 2 台と交換

下記の相互接続用ハードウェア、ファイバ、ケーブルを追加しています。

  • Foundry BigIron 15000(1 Gbps)ファイバスイッチ 2 台
  • 100 Mbps の HP 2524(各 Foundry への GigE アップリンクを備えた 24 ポートスイッチ)6 台
  • Computone RAS2000 64 ポート付端末サーバ 2 台

また、下記の大型スタンドアロンシステムを 1 台追加しています。

  • 下記の機器を装備した IBM NUMA-Q 16 プロセッサシステム 1 台
    • FastT200 ファイバ・チャネル・アレイ 4 台
    • 容量 2.2 テラバイトのストレージ

スタッフと開発者をサポートするために多数のワークステーションを備えています。

  • Dell Precision 420 ワークステーション 10 台
  • IBM T21 ThinkPad 6 台
  • HP 製のプリンタ(2 台)とスキャナ(1 台)

さらに 2 台のサーバ(NEC 製の 16-way Itanium(tm)ベースのシステムを含む)と追加のストレージがインストール中です。OSDL が、今後の拡張に対応するため、増設機器を現在オーダー中です。これによって、データセンターのハイエンドハードウェアとパフォーマンスに関する専門的な技術をオープンソース開発コミュニティに提供できるようになります。

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