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OSDL ニュースレター - 2001 年 2 月

OSDL ニュースレターは定期的に更新してこのページに掲載します。今後このニュースレターを電子メールで継続して受け取れるように、ラボアソシエートとして登録し、ニュースレター送信にチェック印を付けることをお勧めします。このニュースレターには、ラボ施設、新しく導入した機器、進行中のプロジェクト、関係者についての情報やその他の関心事を掲載していきます。また、ラボアソシエートから送信されてくる関連記事も受け付けます。

ラボニュース

米国 OSDL は、2001 年 1 月 24 日水曜日、重要な発表を行いました。これまでの進捗状況を広く知ってもらうためのものです。このとき発表したプレスリリース文は、「プレスルーム」のリンク先で参照できます。

次のパラグラフでは、プレス発表での話題を敷衍して、Linuxをエンタープライズ対応にすることに興味を抱いているLinux開発者と開発者以外の関係者が知りたいと思われる詳細を追加しています。

OSDLは新しい企業スポンサーを歓迎します

コンピュータ・アソシエーツ、富士通、および日立製作所が、最初のラボスポンサーであるヒューレット・パッカード、インテル、IBM、NEC に加わり、当ラボをサポートします。Miracle Linux、三菱電機、Covalent が最初のメンバーである Caldera、デル、Linuxcare、LynuxWorks、Red Hat、SGI、SuSE、Turbolinux、VA Linuxに加わり、新たにコントリビュータとスポンサーとなりました。

ラボの所在地と導入機器

OSDLは、米国オレゴン州ポートランドの西にあるハイテクエリアに立つビル(敷地面積:11,000 平方フィート)に移転しました。この場所には近くに公共輸送機関、 ホテル、レストランなどがあり利便性に優れています。さらに重要なことは、ファイバがすでに敷設されてネットワーク接続の面で便利であるということです。

ラボには高速インターネット通信回線に接続しているサーバが数台導入されています。この設備によって、世界中の開発者たちにラボへのアクセス機会を提供して単一のバーチャルラボを構築できる体制が整いました。各関係企業は、今後 6 か月間で、ハードウェアの更新をかなりの規模で行う予定です。オープン・ソース・デベロップメント・ラボは今後世界中に展開される予定ですが、これらのラボが相互に接続されて 1 つにまとめられたバーチャル開発環境を備えることになります。

ラボに導入されて、すぐにプロジェクトをサポートする用意ができている機器には下記のものがあります。

  • 4-way と 8-way の IA-32 サーバ 4 台
  • 負荷生成用の 2-way IA-32 サーバ 50 台
  • スピンドル(容量 5.1 テラバイト)150 台
  • 高速ファイバスイッチ
  • ギガビットのイーサネット接続
  • 複数の開発者用ワークステーション

今後 2〜3 ヵ月で次の機器が追加の予定です。

  • 16-way ないしはそれ以上のサーバ 2 台以上
  • 4-way と 8-way サーバを多数追加
  • IA-64 とその他のアーキテクチャ
  • ドライブアレイの追加
  • テープライブラリのサブシステム

ハードウェアは、プロジェクトでの必要に応じて追加購入されます。設備と資金は、規模が非常に大きなプロジェクト要件でさえサポートすることが可能です。ラボに導入されるハードウェア情報はニュースレターで発表し、当ラボの Web サイト osdl.org に掲載します。

ラボディレクタの指名

Tim Witham が、OSDL のラボディレクタに指名されました。Tim は、1995 年から Linux を支持して活用している上、18 年以上にわたって、大規模な商用 UNIX システムと Linux システムに携わった経験を持っています。また、システムとソフトウェアのアーキテクチャの分野で幅広い経歴があり、この地位に相応しい人物と言えます。

OSDL ラボディレクタは、OSDL のポリシーとプロセスの実行と共に、ラボを利用できるプロジェクトを選定してラボリソースをそのプロジェクトに割り当てる責任があります。また、ラボ自体の日常の運営を行い、OSDL の技術スタッフの採用も行います。

OSDL オフィサーとディレクタ

2001 年の OSDL ボード・オブ・ディレクタが選定されました。これらのボードメンバーは、 Linux をエンタープライズ対応にすることに非常に関心のある企業やコミュニティにおける指導的役割を担っています。OSDL ディレクタとオフィサーの氏名と所属企業名は、このサイトの「概要」のページで見ることができます。

ラボに最高額の寄付をした企業スポンサーは、それぞれボードに常任議席を 1 つ有します。他のスポンサーは 3 つの議席を分け合います。一般の Linux 開発者コミュニティのメンバーは残り 2 つの議席を占め、議席を有するボードメンバーが、さまざまなディスカッションとフォーラムを通じたコミュニティからの推薦に基づいて選任します。このボード構成によって、どのメンバーもボードで過半数を占めることがないため、OSDL メンバーの何れも OSDL に対して支配権を及ぼすことができないことを保障しています。

ラボの最初のプロジェクト

OSDL のリソースを利用する最初の 2 つのプロジェクトが選定されています。

その 1 つは Linux スケーラビリティプロジェクトというもので、Linux オペレーティングシステムを強化して 16 台の 64 ビットプロセッサをサポートし、直線に近いパフォーマンスの向上を実現することを目指しています。このプロジェクトは、lse.sourceforge.net で主催されています。

もう 1 つのプロジェクトは接続拡張プロジェクトといいます。jabber.org というオープンソース企業が取り組み www.jabber.org で主催されています。その目標は、Linux の TCP/IP 同時接続のサポートを 2 万台から 6 万 4 千台以上に増加させることにあります。

「OSDL チャータ」、「ポリシーと手続き」で規定されているように、これらのプロジェクトはオープンソース開発モデルに従って設定されました。ラボがこれらのプロジェクトを創案したわけではありません。OSDL はエンタープライズクラスのシステムサポートを提供することによって、オープンソース開発者によるエンタープライズクラスのシステムの構築と促進を支援します。

OSDL での採用機会

OSDL では、近い将来、プロジェクトを追加し、スタッフを増員することを検討しています。もし、データセンタークラスの Linux プロジェクトやプランを立ち上げる業務に携わっている場合、ラボディレクタに問い合わせて OSDL のリソースが役に立つかどうかをご確認ください。米国オレゴン州ポートランドにある OSDL で働くことに関心がある場合は、「概要」ページに記載している「求人情報」を確認してください。

OSDL のディレクタ、 オフィサーならびにスタッフ一同、オープンソースコミュニティをサポートする仕事を通して素晴らしい仕事をすることを楽しみにしています。

 

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