オープン・ソース・デベロップメント・ラボ(OSDL)
ジェリー・グリーンバーグ氏が CEO に就任 |
|
|
|
2002 年 11 月 11 日
<ご参考資料>
* 2002 年 11 月 8 日(現地時間)に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。
オープン・ソース・デベロップメント・ラボ(OSDL)
ジェリー・グリーンバーグ氏が CEO に就任
ビジネス・クリティカルなアプリケーション向けの Linux 利用に関する研究を推進する業界リーダー企業から構成されるグローバルなコンソーシアムである米国オープン・ソース・デベロップメント・ラボ(Open Source Development Lab、以下 OSDL)は本日、ジェリー・グリーンバーグ氏が初代 CEO としての暫定指名を受け入れたことを発表しました。グリーンバーグ氏は複数の業界リーダー企業のマネージメント職を務めるなどコンピュータ業界で 35 年の経験と実績を持ち、OSDL の役員会(Board of Directors)のメンバーも務めました。
OSDL のプレジデントで IBM の e サーバ開発担当副社長の Ross Mauri は、グリーンバーグ氏の就任について次のようにコメントしています。
「グリーンバーグ氏の豊富な経験に基づく UNIX および Linux OS そして関連業界に関する知識は OSDL の CEO という重要な役割においてリーダーシップを発揮するにふさわしいものだと思います。」
グリーンバーグ氏は、富士通の UNIX およびメインフレーム・システム・グループにおいてマーケティングやエンジニアリングの分野で重要な役職を務めました。また、Data General ではジェネラル・マネージャーおよびエンジニアリング・マネージャーを務め、Sperry Univac および NYSE(ニューヨーク証券取引所)でもマネージメント職を務めました。直近は、TurboLinux においてワールドワイド・マーケティング担当のシニア・バイス・プレジデントの職にありました。
今回の CEO 就任について、グリーンバーグ氏は次のようにコメントしています。
「OSDL はデータセンタ Linux(DCL)およびキャリアグレード Linux(CGL)の開発支援の分野において、着実な成功を納めて来ました。そのような OSDL を更に前進させ、ビジネスおよびマーケティング活動を拡大させる役職に指名されたことを光栄に思います。」
以上
オープン・ソース・デベロップメント・ラボ(OSDL)について
2000 年 8 月に設立された OSDL は、独立した特定のベンダを持たない NPO(非営利団体)です。業界のリーダー企業から構成されるコンソーシアムに支援され、エンタープライズおよびキャリアグレード向けの Linux および Linux ベースのソフトウェアの機能を拡大する様々なプロジェクトを支援しています。オレゴン州のポートランド西部を本拠地とし、開発や検証をハイエンドのエンタープライズ・ハードウェア上で行ないたいというオープン・ソース・コミュニティーのニーズに応えています。OSDL を支援する業界リーダー企業は、Alcatel、Cisco Systems、Computer Associates、Dell、Ericsson、Force Computers、富士通、 HP、日立製作所、IBM、Intel、Linuxcare、ミラクル・リナックス、三菱電機、 MontaVista Software、 NEC、 Nokia、RedHat、SuSE, 東芝、VA Software の 21 社です。OSDL およびデータセンタ Linux(DCL)とキャリアグレード Linux(CGL)の各ワーキンググループに関する詳しい情報は www.osdl.org(英語)または osdl.jp(日本語)をご参照ください。
本リリースに関するお問合せ先
OSDLジャパン
担当:高澤
Tel:
Fax:
E-mail:
|