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オープン・ソース・デベロップメント・ラボ(OSDL)
キャリアグレード Linux のサポートを展開

2002 年 1 月 31 日

<ご参考資料>
2002 年 1 月 30 日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。

米国オープン・ソース・デベロップメント・ラボ(Open Source Development Lab、以下 OSDL)は、本日、業界のリーダー企業ならびにオープンソース・コミュニティのメンバーと共に、エンタープライズや通信マーケット分野における Linux の利用を可能にするための主要なロードマップを作定する技術的なワーキンググループの創設を表明しました。また、同日、新たなメンバー 5 社 - Alcatel、Cisco、MontaVista Software、Nokia、東芝 - を発表しました。

新メンバー 5 社を加え、22 のリーダー企業が Linux 開発の先導に協力

米国オープン・ソース・デベロップメント・ラボ(Open Source Development Lab、以下 OSDL)は、本日、業界のリーダー企業ならびにオープンソース・コミュニティのメンバーと共に、エンタープライズや通信マーケット分野における Linux の利用を可能にするための主要なロードマップを作定する技術的なワーキンググループの創設を表明しました。また、同日、新たなメンバー 5 社 - Alcatel、Cisco、MontaVista Software、Nokia、東芝 - を発表しました。OSDL は、エンタープライズ向けの Linux プロジェクトに対するハードウエア・サポートのみならず、Linux のキャリアグレードやデータセンターでのさらなる活用を目指します。この新たなワーキンググループを通じて、データセンターやキャリアグレードのマーケット分野のニーズに応えるべく Linux を強化させるためのビジョンならびに指針を作定する場を提供致します。Nokia Networks 副社長である Ari Virtanen 氏は、次のように述べています。「ノキアは、この産業界のイニシアティブが、注目の Linux 企業のエコシステムを促進して行くことに期待しています。こうした分野のリーダーと更に密接に作業を行うことにより、ネットワーク化された製品製造能力をさらに積極的に発展させることが可能になります。我々は、常にオープン・アーキテクチャをサポートしています。」と述べています。「Linux は、我々の次世代 All-IP ネットワークのインフラにとって基盤となるものであるため、Linux が、キャリアグレードの環境で必要とされる特徴を効率的かつ一つの方法でサポートし続けることを確かなものにしたいと考えています。」

ワーキンググループの目標作定

キャリアグレード Linux ワーキンググループに参加するのは、Alcatel、Cisco、Hewlett-Packard Company、IBM、Intel、MontaVista Software、Nokia、Red Hat、SuSE の各社です。 このワーキンググループは、オープンソース・コミュニティと協力し、キャリアグレードの Linux プラットフォームに必要とされる要件を取りまとめ、アーキテクチャを規定することに専念して行きます。また、Linux 上で商用のオープンスタンダード・コンポーネントが、このプラットフォームに必要な機能性を実装することを奨励します。主な活動分野は、サービスの可用性、アーキテクチャ、有効性、必要要件等です。OSDL は、エンタープライズ向け Linux にフォーカスして 2000 年 8 月に設立され、新たに創設されたデータセンタ Linux ワーキンググループと共に、引続きこの分野に期待して行きます。2 つの Linux ワーキンググループの主要目標は、Linux 開発コミュニティや Free Standards Group のような業界団体と密接に作業を共にすることにより、各 Linux ディストリビューションにまたがる一貫性を確保することにあります。さらに、これらのワーキンググループは、標準の定義に先進の Linux の機能性を組み込むことにより、キャリアグレードやデータセンター向けの Linux ディストリビューションに対する潜在的なマーケットやサードパーティー製のエコシステムを生み出します。これらのワーキンググループの創設は、既存の商用ソフトウエアやハードウエアをキャリアグレードの環境やエンタープライズ・データセンターへ応用する可能性を飛躍的に拡大するものです。IBM 社の eServer Development 担当副社長で OSDL の代表である Ross Mauri 氏は、次のように語っています。「お客様は、インフラをさらに発展させようと技術的な決定を下す際に選択肢を求めています。今や、プロプライエタリーな製品に代わる業界標準ベースのソリューションという選択肢を手にしようとしています。このことにより、開発に要する時間とコストの削減に対する柔軟性とソリューションが提供されるのです。」

オープン・ソース・デベロップメント・ラボ(OSDL)について

OSDL は、独立した特定のベンダを持たない NPO(非営利団体)です。業界のリーダー企業から構成されるコンソーシアムに支援され、エンタープライズおよびキャリアグレード向けの Linux および Linux ベースのソフトウエアの機能を拡大する様々なプロジェクトを支援しています。オレゴン州のポートランド西部に本社をおき、開発や検証をハイエンドのエンタープライズ・ハードウエア上で行いたいというニーズに応えます。OSDL に参画しているリーダー企業は、Alcatel、Caldera、Cisco、Computer Associates、Covalent、Dell、富士通、Hewlett-Packard Company、日立製作所、IBM、Intel、Linuxcare、ミラクル・リナックス、三菱電機、MontaVista Software、NEC、Nokia、Red Hat、SuSE、東芝、TurboLinux、VA Software の 22 社です。OSDL ないしは Carrier Grade Linux ならびに Data Center Linux ワーキンググループに関する詳しい情報は www.osdl.org にてご覧になれます。また、ニューヨークの Jacob Javits Center で開催されている LinuxWorld Conference & Expo の .org パビリオン 9 番ブースに出展しています。

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