OSDL ラボディレクタ:ティム・ウィザム(Tim Witham)
ティム・ウィザム氏は、オープン・ソース・デベロップメント・ラボ(OSDL)のディレクターとして、ラボの全てのプロジェクトと専門的な活動を監督します。OSDL は、企業レベルで活用できる Linux アプリケーションの開発者のために設立された業界初の独立した非営利の研究機関です。今日のオープンソース開発モデルに準じており、オープンソースライセンスを利用した既存のプロジェクトを支援します。同氏は、広範にわたるシステム設計の経験を持ち業界にも精通しており、Linux を次の段階にまで推進させることを期待されています。
ティム・ウィザム氏は 18 年間以上、大規模な産業向けの Linux および Unix システムの開発設計に携わってきました。1995 年から Linux を使用し、企業内の Linux とオープンソースに関わる問題を提起してきました。
OSDL に携わる以前は、約 4 年間 Intel 社に勤務し、マイクロプロセッサソフトウェア研究所で Linux プログラムマネージャーを務めました。在職中は、テクニカルオープンソース問題に取り組み、Intel 社内のオープンソース開発へのニーズを支援し、オープンソース開発を支援する情報や拡張 IP ポリシーの開示を早めることに貢献しました。
Intel 社に入社する以前は、テクニカル・マーケティング・エンジニアとして Sequent Computer Systems 社に勤め、11 年間にわたり NUMA-Q の製品ライン開発者として、ベンチマークテストや OEM エンジニアリングサポートに携わりました。また、ハイエンド OLTP システム向けの広範なモデム開発プロジェクトを担当致しました。
サウスフロリダ大学でエンジニアリングサイエンスの学位を取得しています。
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